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配信する環境に合わせてマイクを選ぶ!!

今現在(2020年10月)配信に使うためのマイクをAmazonや楽天市場などのネット通販などで検索してみると実に様々な種類のマイクがあり、どれを購入していいのか分からなくなりますよね。
マイクといっても様々な種類のものがあり、それぞれ使用する環境や配信する場所、配信する人数、配信するための機材などによってそれぞれ向き不向きがあります。
例えばライブ配信をする時の環境を想像していきましょう。
まず場所は家で配信する方が多いと思います。
一見家の中は静かなように思えますが、意外にドアを開ける音とか、洗濯機を回している音、トイレの水を流す音、一緒に暮らしている人の声、など生活の音がいたるところで鳴っています。
この生活の音を除去しつつ、自分の声だけをクリアに配信できるマイクが第一候補になると思います。
実はマイクは2種類しかない
大きく分けるとマイクは2種類しかありません。
ダイナミックマイクと呼ばれるものと、コンデンサーマイクと呼ばれるものです。
もっとイメージしやすくいうと・・・
ダイナミックマイク

ライブ会場や野外フェスなどでボーカルが使っているマイクがダイナミックマイクです。

コンデンサーマイク
反対にコンデンサーマイクはボーカルがレコーディングする時によく使われているマイクです。

直接手で持つよりかはスタンドに固定されて使用されることが多いです。

ではどちらがライブ配信に適しているのか??
先に答えを言いますと・・・
それぞれ一長一短ありますが、ライブ配信におススメなのはコンデンサーマイクです。
ダイナミックマイクに比べてコンデンサーマイクは低い音と高い音の両方を拾うのが得意という最大の特徴があります。
コンデンサーマイクは歌配信するうえで低音と高音(超高音)の両方の音域をクリアに拾ってくれます。音を拾う程度を表す指標は専門用語で周波数特性といい、「Hz」(ヘルツ)と呼ばれます。だいたい低音域が10Hz、高音域は10KHzと言われています。
またマイクの感度もコンデンサーマイクのほうがいいです。
感度とは音の大小をどのくらいまで拾うかを表す指標です。
コンデンサーマイクの方が小さい音まで拾ってくれるので配信中の雑談などでも声を張り上げることなくお話ができるのでライバーさんにとっては疲れにくく、オーディエンスさんにとってはクリアに聞こえやすいというメリットがあります。
・低音から高音までの音域がクリアに聞こえる
・声を張らなくてもクリアに聞こえる
ここまでコンデンサーマイクのメリットをお伝えしましたが、感度がよすぎて周囲の音まで拾ってしまうこともあります。
自分がマイクに話している反対側の音を拾ってしまうときがあります。
・感度がいいため余計な音まで拾ってしまう
実はこの周りの音を拾いすぎるという弱点を補う性能が備わっているコンデンサーマイクがあります。
ライブ配信にコンデンサーマイクはお薦め☆☆☆指向性を考慮して弱点克服~
コンデンサーマイクを選ぶ時の指標の一つに『指向性』というものがあります。
簡単に説明するとマイクが周囲の音を拾う範囲のことです。
もっと分かりやすく図を見ながら説明していきましょう(^^♪
・全指向性(Omniオムニ)
・単一指向性(Cardioidカーディオイド)
・双指向性(Figure8フィギュアエイト)
全指向性(Omniオムニ)~コンデンサーマイク~
お薦め度・・・☆
全指向性タイプのコンデンサーマイクはマイクを中心にして全体の範囲の音を拾う性能があります。(黄色で表示されるエリアからの音を拾います。360°)
これはマイクを中心にして360°の音を拾うため自分とは逆から生じる音も拾うことになり、個人で配信をするライブ配信には適さない指向性です。
単一指向性(Cardioidカーディオイド)~コンデンサーマイク~
お薦め度・・・☆☆☆☆☆
単一指向性は一方方向の音だけを拾うことができる特徴をもった指向性です。

黄色で表示されているエリアの音をのみを拾うことができるため、マイクの後ろから伝わる音を除去できます。ライブ配信に使用するコンデンサーマイクにはかなりお薦めです。
この単一指向性だとコンデンサーマイクのデメリットである周りの音を除去できますし、自分の声を集中的に拾ってくれるためライブ配信に使用するマイクとかなり相性がいいです。
実際このタイプのコンデンサーマイクを使用しているライバーさんは多いです、世界中のライバーさんを見てみてもこのタイプのマイクを使用していますね(^^♪
ライバーさんはこの単一指向性のコンデンサーマイクを選びましょう~(^_-)-☆
双指向性(Figure8フィギュアエイト)~コンデンサーマイク~
お薦め度・・・☆☆☆
マイクのサイドからの音を除去し、前後からの音を拾うことに適したコンデンサーマイクになります。マイク一本を二人で使用する場合や、ギターや他の音響機器からの音を収音したい場合に適しています。

黄色いエリアの範囲からの音を拾います、マイクのサイド側からの音をほとんど拾わない仕様になっています。
ライブ配信ではマイクのデザインも重要!!

ライブ配信に使うマイクはマイクの特性が重要だと伝えましたが、それと同じくらい重要なものがマイクの『デザイン』です。pococha、ラインライブ、イチナナ、showroomのスマホ配信、ライブ配信では同じ時間に多くのライバーさんが同じように配信しています。オーディエンスさんにとってもさまざまなライバーさんの配信ルームに入退室を繰り返して感じのいいライバーさんのところに居座るっていうのがライブ配信の歩き方とも言えます。
ではどこで他のライバーさんと差別化するかというと『配信ルームの雰囲気』です。
この配信ルームの雰囲気や配信環境は少し工夫するだけでグッと良くなります。
そして簡単に工夫することができるのが『マイクのデザイン』です。
『配信ルームの雰囲気』はマイクのデザイン一つで簡単に変えることができます。
お洒落なマイクをあえてスマホ画面に映し込むことで、オーディエンスさんの注目を一瞬でも集めることができれば自分のことを知ってもらうチャンスが生まれます。
配信ルームには初見さんが入ってくるけど、なかなかコメントがもらえなかったたり、スルーされることが多いなって思うようなことがあれば歌配信に使う機材などを一度検討してみるのもいいかもしれないですね(^^♪
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STEP01マイクの種類を選ぶコンデンサーマイクを選択
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STEP02指向性の確認ー単一指向性(Cardioidカーディオイド)を選択
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STEP03マイクのデザインお洒落でセンスのいいデザインのマイクを選ぼう
コンデンサーマイク
単一指向性
デザイン
最低、上の3つだけを満たせば歌配信、ライブ配信に合うマイクを選択することができます。
カラオケ配信 マイクを着飾るおススメアイテム☆☆☆
ライバーさんに最適なマイクの選び方を上で説明しましたが、ここからはマイクを補助するアイテムを紹介していきます(^^♪歌配信 機材~

ポップフィルター(配信 エコーを掛ける方は要注意)
ライバーさんはポップフィルターを用意すべき3つの理由
・ポップノイズ対策
・湿気対策
・臨場感を演出
ポップノイズ対策とは・・・
『パピプペポ』や『ハヒフヘホ』あたりの音は口から勢いよく息が飛び出してきます。配信を聞いているオーディンスからすればその音に混ざってライバーさんが何を言っているのかクリアに聞こえず少し気になってしまう時もあります。
また歌配信時にエコーなどをかけているとなおさらその音が響いてしまいますよね”(-“”-)”
風がマイクにあたるとマイクからボフボフとかザァーとかいう音が出てしまいます。

その音を取り除いてくれるアイテムがポップフィルターです。

よく台風の実況などをしているお天気キャスターから風でマイクからボフボフと聞こえてしまいますよね!あの音がなってしまう同じ現象です。
これを取り除いてくれるアイテムが上のアイテムです。
ポップフィルターって呼ばれています。
湿気対策・・・
コンデンサーマイクは繊細でデリケートな作りをしており湿気にも弱いマイクです。
ツバからの水分がマイクに飛ぶのを防止してくれる役割も担っています。
臨場感を演出・・・
ライブ配信でマイクにエコーをかけたり、バックミュージックを流しながら歌配信をしているライバーさんは臨場感がでていて聞き入ってしまうことがよくありますよね!!
プロのように配信することが臨場感を演出する一つのポイントになります。
ただマイクを一本置いて配信するよりポップフィルターをマイクの前に置いて配信するのでは見ているほうからしても臨場感がすごく伝わってきます。
ショックマウント 歌配信 機材~カラオケ配信~
・雑音防止
・臨場感を演出
雑音防止・・・
家で配信していると一緒に住まれている方の足音や扉が閉まるときの音、隣の部屋からの音が振動となってマイクに伝わります。またコンデンサーマイクは非常に感度がいいため振動などや小さな音を敏感に拾ってしまいます。
このような雑音はショックマウントを使用してノイズを吸収させることができます。

臨場感を演出 カラオケ配信~
ショックマウントはマイクの土台にもなりますので、ショックマウントの上にマイクを置けば雑音防止になることはもちろん、配信環境がお洒落にみえ臨場感にプラスしてくれます。
実際マイクを一つ置いて配信するのとショックマウントの上にマイクを置いて配信するのとでは配信画面の印象も180°かわると思います(^^♪

さまざまな種類のショックマウントが市販されていますので自分のお気に入りのものを見つけて配信しましょう~♬